2025年3月31日月曜日

Nalitqco日記#6

 今日は月曜日。

月曜日は病院内の売店に買い物をしに行ける日だ。


そう、閉鎖病棟だもの。

職員さんの持つ鍵がなければ病棟外のどこへだって行けない。院内であろうと……。

そのため、月曜日と木曜日の決まった時間、看護師さんのあとに続いて精神疾患持ち入院者が列をなして売店へ向かうのである。

もちろんUもその一員だ。


売店には、菓子類、飲み物、少々のお惣菜、少々の生活用品(歯ブラシなど)が並んでいる。


さて、買い物を終えて病室に戻ると、心なしかワクワクした様子のNalitqcoがUの帰りを待っていた。



か、買いすぎたね……!Nalitqco……゚(゚`ω´ ゚)゚ピェー


入院中は基本的に暇である。

また、うつの症状を感じると、感情を落ち着かせようとつい甘いものに手が伸びてしまうのである。

そして、ひたすら糖分を貪った後、その罪悪感でさらに気分が落ち込むという負のループに陥るのだ。


こんなこと良くないと分かっていながらも、理由の不明な(もしくは対処できない)不安感を、「暴食による罪悪感」という分かりやすく対処法も明瞭な落ち込みに置き換えることによって自分を落ち着かせるしかないのである。


うむむ、何か他の健康的な方法で不安を置き換えられたらよいのだが……。

退院までの課題は専らこれに尽きるだろうな。


Nalitqcoと共に、少しでもマシな気分の落ち着かせ方を模索していこうと心の中で誓うUであった。

(クッキーmgmg)

2025年3月30日日曜日

Nalitqco日記#5

 病棟の夜は早い。

20時30分に睡眠薬を看護師さんの手渡しで飲み、21時には消灯。

早朝覚醒が促されるような健康的な仕組み()である。


子Nalitqcoもそう思うよね?

ゥン


では。

2025年3月28日金曜日

Nalitqco日記#4

 悲しいとき〜( ´•̥̥̥ω•̥̥̥`)カナシイトキー

サラダにみかんが入っていたとき〜( ´•̥̥̥ω•̥̥̥`)


悲しいとき〜( ´•̥̥̥ω•̥̥̥`)カナシイトキー

みかんサラダの他の具が大根とキュウリだったとき〜( ´•̥̥̥ω•̥̥̥`)


悲しいとき〜( ´•̥̥̥ω•̥̥̥`)カナシイトキー

みかんサラダの味付けが甘酢だったとき〜( ´•̥̥̥ω•̥̥̥`)



さて。

今日はNalitqcoにチョコレート以外の食べ物を与えてみた。




チョコチップクッキーとアーモンドクッキーである。


チョコレート味なら、チョコ以外の菓子でも食べるのが?
チョコレート味でなくとも、菓子なら何でも食べるのか?

さあ、やってみよう。

▲2つのクッキーを見比べるNalitqco

おっ、見てる見てる……( 'ω')

さて、Nalitqcoはどちらを選ぶのだろうか。
そもそも、Nalitqcoは菓子の違いを認識できるのだろうか。


なんと!
一直線にチョコチップクッキーめがけてにじり寄って行ったではないか(๑°o°๑)!

人目も気にせずチョコチップクッキーを貪る姿がなんともグロテスクで可愛らしい(꒪˙꒳˙꒪)


さて、次はチョコチップクッキーを隠してアーモンドクッキーだけを見せてみよう。

まじまじとアーモンドクッキーを見つめている……。



な、なんとΣ( ˙꒳˙  )!?
アーモンドクッキーには手を付けずにイヤイヤしているではないか( ’ᾥ’  )!
Nalitqco風情が贅沢な好みをお持ちのようだ。

以上のことから
Nalitqcoはチョコレート味の物を好んで食べること、
チョコレート味とそうでないものの違いを認識していること
が分かった。

皆様のNalitqco飼育の際の参考となれば幸いである。

では。

(仮)はむお

 


プロフィール

名前 ▶ はむお

年齢 ▶ ??歳

性別 ▶ おとこのこ

身長 ▶ 

ごはんが大切にしている白いハムスターのぬいぐるみ。

施設で暮らす ごはん だいふく を支えるために日夜努力をした結果、人間の姿になれるようになった。
人間の姿に慣れていないためか、驚かされるとぬいぐるみの姿に戻ってしまう。
また、夜はぬいぐるみの姿に戻ってごはんに抱かれて眠る。

人間の姿になった際、ごはんにアイドル活動を一緒にやろうと誘われ、アイドル活動をすることになった。
しかし、人間の姿で歌うのが難しいようで、声が細く音痴である。

ストイックな性格で、一度決めた目標は達成するまで諦めずに努力を行う。
現在はボイストレーニングに夢中になっている。

2025年3月27日木曜日

頑張らない日のうつ状態ルーティン

Nalitqco抱いて寝る!

( っ `ᾥ´  )) '-'  )ギュゥゥ 

▲ゼロ距離添い寝Nalitqco


以上、頑張らない日のうつ状態ルーティンでした。


今日は朝から気分の調子が悪い。

考えられる理由としては、連日続く悪夢だろうか。


かつて1年間ほど、睡眠薬は非ベンゾ(ほぼ大嘘)のジェネリックマイスリーにお世話になっていたのだが、

入院を機にマイスリーを断薬し、デエビゴとクエチアピンを服用するようになった。


マイスリーは非ベンゾとか言いながらほぼベンゾみたいなものだからな……(っ'~')

依存性や耐性を考えて、医師が薬を変更したのだ。


しかしながら、このデエビゴが中々曲者( ’ᾥ’  )

デエビゴやベルソムラといったオレキシン受容体に作用する睡眠薬は、依存性は少ないものの、飲むと悪夢を見やすくなるといった報告があるらしいのだ( ’ᾥ’  )!!(GenomeNetを見て知りました)


元々、浅い夢を見がちなUは、デエビゴを飲み始めてから専ら悪夢を見るようになってしまった。

1日悪夢3本立てみたいなEveryday ……( -᷄ω-᷅ )


今日はルーティン通りNalitqcoを抱き締め再度良質な眠りへトライしたものの、再び悪夢で目覚めるという残念な結果に終わってしまった。


そのストレスから、甘い菓子を貪るように食べ尽くしてしまうという悪循環……('ω')こぶとり

そんなに美味しさ感じてないのに食べちゃうよー゚(゚`ω´ ゚)゚ピェー

お腹パンパンで苦しいのに食べちゃうよ―゚(゚`ω´ ゚)゚ピェー


今日は本当にブログを更新するのも憚られる程の停滞うつ日であった。


最後にUの大好きなNalitqcoを。


では。

2025年3月25日火曜日

Nalitqco日記#3

 昨日から「Serial experiments lain」アニメ版を一気見し抑うつ気分ビッグウェーブ到来中のUである。


更に、復職に向けて職場の人事から電話が来たり、お昼のカレーにグリーンピースが入っていたり……( ´•̥̥̥ω•̥̥̥`)


一度抑うつ状態を体験してしまうと、この程度の出来事でも涙が滲んでくるほど気分が落ち込みやすくなってしまうのだ( -᷄ω-᷅ )


▲子Nalitqcoのお口にグリーンピースを突っ込んであげたい


さて、今日はこの子Nalitqcoにチョコレートを与えてみた。



おっ……食べてる食べてる……(꒪˙꒳˙꒪)

やはり、子NalitqcoもNalitqcoと同様、チョコレートが好物であるようだ。


2025年3月24日月曜日

Nalitqco日記#2

 今日は火曜日。

週に2回の入浴の日だ。


病棟では毎日入浴できるわけではなく、病院によるが週に2〜3回決められた曜日に入浴することになっている。


風呂キャンセル界隈などという界隈も話題となっていたが、週に2回と決められてしまうとこんなにも入浴が待ち遠しいイベントになるとは思いも寄らなかった。


さて、今日も入浴を終え病室に戻ると、いつものようにNalitqcoがおとなしく私の戻りを待っていた。

▲入浴後お出迎えNalitqco……Nalitqco……Σ( ˙꒳˙  )!?


むむむっ( ’ᾥ’  )!?


なんと、Nalitqcoの隣にもう一体小さなNalitqcoのような生命体がいるではないか。


▲Nalitqcoによく似た小さな生命体


……Nalitqcoが千切れて分裂した(っ'~')?

……Nalitqcoに生殖機能があった(っ'~')?

……Nalitqcoが何処かから連れてきた(っ'~')?


▲手乗りサイズのNalitqco


Nalitqcoと同じ種類の生命体なのか、そうでないのか、現段階では分かりかねる。


ひとまず仮に「子Nalitqco」と命名し、病室で共に過ごすこととした。

2025年3月23日日曜日

精神科病棟の特徴

 さて、今回が初めての精神科閉鎖入院となるUであるが、実は病院に入院すること自体が初めてだったりする。


そんな自分でも、精神科病棟は他科の病棟とは異なる特徴を持っているのであろうと容易に推察することができるのである。


今回は、そんな精神科病棟の特徴を気がついた限りご紹介しよう。


▲服薬管理をするNalitqco


ドアノブがない

病棟にはドアノブがない。
縊死といえばロープとドアノブみたいなところがあるからだろうか。
とはいえ、近年デザイン的にドアノブのない施設なども広く存在しているような気がするので、精神科病棟に限った特徴とも言えないかもしれない。


紐状のものがない、持ち込み禁止

看護師さん「病棟では紐アウトなので、そのリュックとブラジャーはコチラで回収になりますね〜」

Oh……(๑°o°๑)

精神科病棟では、自傷他害を徹底的に防止するため、紐類すべてがNGなのだ。

紐のついたズボンや靴紐付きのスニーカーも……⊂ミ⊃^ω^ )⊃ アウアウ!!
見事にボッシュートされる。

極めつけは、スマホやタブレットの充電ケーブルの持ち込みの長さが10cm程度とされていることだ。
こんな短いケーブルどこで使うんだよ( ’ᾥ’  )と思っていたケーブルは精神科病棟で輝く。

ちなみに、長いフェイスタオルは持ち込み許可となっている。⊂(  ^ω^)⊃セフセフ
タオルでも首ギューってすれば自傷できるけどな……(っ'~')

外出後には持ち物検査&ボディチェック

上記のように持ち込みに関して特殊な制限があるため、外出後にはもちろん検査がある。
看護師さん曰く、服の中に禁止物を隠し持ってくる輩がいるそうなのでボディチェックも入念に。
空港のボディチェックよりもしっかり触られます。


その他、洗剤やカミソリ、ドライヤーがナースステーション預かりだったり、お薬が毎回手渡しの上飲み込んだかまで看護師さんに目視されるだったり、色々あるのだが……
一般病棟でもこのような管理が行われている可能性があるため割愛する。

以上、Uが感じた精神科閉鎖病棟の特徴であった。

精神科閉鎖病棟 #1

 Uは現在、精神科閉鎖病棟へ入院中である。


入院期間はこれまで約2週間。

これから更にあと2週間の計約1ヶ月間の入院となる。


入院のきっかけは希死念慮。

適応障害によるうつ状態、その中で希死念慮が強くなり、自殺企図ともいえる程度となったため入院となった。


正直に言うと、希死念慮は入院で消えます。

その時はね……(   ˘ω˘ )


後述するが、精神科の病棟では自傷他害を徹底的に防ぐためにありとあらゆる工夫がなされてある。


どう頑張っても死ねない環境にいると、人は死にません。

その時はね……(   ˘ω˘ )


▲希死念慮のある人間を観察するNalitqco


Nalitqco日記#1

 昼にPIZZA、たこ焼き、チーズケーキ……

食べ過ぎた。


夜は病院食だ。

所定の時間に席に着き、完食。


胃がパンパンだ( -᷄ω-᷅ )

お腹が痛い、もう動けない……(   ˘ω˘ )



Nalitqcoがこちらを見ている(   •  ₃  •   )ナリタ

まるで食べ過ぎで腹を痛めた自分をいたわるようなそんな視線だ。

思わずひと撫で、手垢や皮脂をくれてやると、表情一つ変えずに貪っているようだった。

Nalitqcoは案外人間に優しい生物なのかもしれない。

2025年3月22日土曜日

Nalitqco Q&A

Nalitqcoの謎に迫る。

趣味は?

寝ること

とあるナリタの一角に存在するという万年床。その片隅で寝ることが趣味なのだ。
▲万年床からこちらを見つめるNalitqco

食生活は?

皮脂やダニ

万年床には,人間の皮脂やそれをエサにするダニが無数に存在する。Nalitqcoはそれらを食べて生きている。

好きな食べ物は?

チョコレート

意外なことに,チョコレートが好きだというNalitqco。

嗜好品ともいえるチョコレートなど万年床に転がっているはずがないのだが,彼は一体どのようにして......?
▲チョコレートを貪るNalitqco


2025年3月21日金曜日

Nalitqcoについて

 Nalitqco


本スペック

体長:約30cm
体重:約50g
特徴:
  • 8本の触手のような器官を持つ。
  • 全身が繊細な短毛に覆われている。
  • 柔らかく滑らかな触り心地であり,よく伸びる。